健康とは

昨日
痛みがなければなんだってできるって書いたけど


吐き気があっても
なんだってできない
それから
痒いのも苦しいと思う


吐き気は妊娠中のつわりの時
その苦しさをはじめて知った


たった2,3ヶ月のことなのに


花も草も皆枯れてしまえと思った




痒さについては
私はアトピー性皮膚炎だ


中学の頃から
指が痒くてステロイド軟膏を塗っていた


悪化したのが阪神大震災の年だ
顔や体に広がり体中が痒くて
夜は眠れず
本は読めず


世をはかなんだ


色々病院に行って
回復できたのは
佐清水病院の丹羽先生という人に診てもらったからだ


丹羽先生と初めて会ったのは
だから震災の年の夏だ


当時
新横浜にある診療所に行くと
そこはずいぶんのぼった坂の上にあったように記憶する
古民家を借りて始めたようなそんな診療所だった


ふすまを取り外すと所々柱が立つ大きな広間になり


丹羽先生ともう1人の若い男先生が
一生懸命たくさんの人を診察したあと
みなへむかって説明した




こないだまた丹羽先生の話を聞きにいった


「日本には偏西風が吹いてるから」
丹羽先生は言った
「高速道路の東側に住んではあかんぞ」
排気ガスは道路の東側に落ちるからな」


空気が清浄であることは健康の第一条件だ


そして風の流れは重要なのだった




健康第一で
できるかぎり働きます