坂本竜馬

chisatoyellow2007-09-04

うちの風呂場
足ふきマット
毛足が長い「乾度良好」
なかなかよい
「あらっ!不思議
2人目も3人目もびしょびしょしない!」
宣伝文句にヒカレ購入した
なるほどホントびしょびしょしない
そういえば
高知は馬路村温泉の足ふき
大きさうちの6倍程もある
同じ商品だった
話は変わり
うちのヘアブラシ
東京綾瀬ブラシ専門店
HIRANOのブラシ
柄は黒檀
毛は猪
12600円也の超高級品
これでとかすと
「サラサラなんネン」
チビリンコも夫もお気に入りの一品である
かく言うワタシもお気に入り
このブラシで
毛足の長いバスマット
ごみ掻き出すのが楽しみ
せっせとブラシ片手
ゴミ掻きだし
毛足整える
腰あるブラシはたくさんのゴミ掻き出してくれる
ペシャンコなった乾度良好フワフワに復活するだ
密かに楽しむその現場
夫が目撃した
「ギョ!」
「それ頭梳かすブラシやで!」
「チビリンコが毎日髪梳かしてるやつやで!」
「ヒジョーシキだ!」
夫は怒ってそういった
「…」
しかしワタシは黙って遠く見る目つきした
「謝んな」
夫が言った
「もうしません、て言いな」
「…」
それでもワタシは遠くを見つめた
「もうしませんて思ったら、うなずきな」
長い沈黙守ってる我に業を煮やし
うなずいたら許すという態度に彼はでた
「…」
それでも更に遠くを見つめていると
「ほんじゃあ悪かったと思ったらマバタキしな」
「…」
意地でもマバタキするものか
「…」
遠く地平線を見るのだ
「…」
そうだ竜馬のように
「…」
しかしついに眼は乾燥し
マバタイてしまった
「よし」
満足げにうなずき
勝利に酔って彼は去っていった
眼精疲労によりマバタいてしまったが
反省は特になし
今日も乾度良好を
HIRANOブラッシング
密かにしているワタシですまる