早朝4時からせみが鳴く
大合唱だ


100デシベルはあるだろう


なにも聞こえない


家にいても
ピンポンが全く聞こえない


いつも朝一にやってくる
クロネコヤマトのおにいさんは
何枚もご不在通知票を入れていくことになる


わたしは家にいるのにセミのせいでセミのせいで


午後からやってくる
佐川急便のおにいさんの荷物はうけとれる


11時を過ぎるとぴったりと
セミたちは泣き止むからだ


そんなセミの声にまぎれてる私が
最近心をうばわれているのは
水である


舞鶴にいた15年くらい前


その地初めて友カナミンちゃんから
この本読んでみて、とかしてもらったことがある

「水は答えをしっている」


水が氷結する時の結晶の写真がたくさん載ってる本だ
その結晶はひとつとして同じものがない


美しい形のものもあれば
崩れているものもある


その時は
1度読んで返した


今再び
自分で買って読んでいる


水は不思議だ


例えばロイヤルホスト
コップの中の氷は
なぜ浮いているのだ?


水より軽いからだろう


どうして
氷になると軽くなるのだ?
地球上の全ての物体は
固体になると重くなるんじゃないのか?


それなら水は
地球上の物体ではないのじゃないか


北京オリンピックのシンクロナイズドスイミング日本代表の
石黒由美子さんのお母さんの講演会を聴きに行ったとき
彼女が話してたんだけど


「水は臨界点に達すると、金をとかす特性があります」


臨界点て374度の221気圧らしい


日常生活で想像はつかない

きっと地球上以外の場所で
そんな日常的な星があり
そこでは
水は金をも溶かしているんだろう


どなたか
なぜに氷は水に浮くのか
知っていたら教えていただきたい