スマホ

チビリンコはスマホがほしい
ケータイでもいいからホシイ


でもキッズケータイはごめんやけどいらんわ
あれは小学生が持つもんやろ?


らしい


そんなわけで
彼女はケータイ電話をもっていない中学生だ


学校で忘れ物した・・・!
となると


公衆電話から
「もしもしっ、20分までに校門とこ持ってきてっ、あの、ツーツーツー」


最近の公衆電話は切れるのが早い
たしか昔は10円で3分間話せたはずだ


20分までって
今16分やで、あと4分かい
などと思いながら
原チャリを彼女のもとへ飛ばすのだった


朝食のとき
「チビリンコはケータイもってないやろ」
とわたしは彼女へ話を始めた


チ「うんうん」
私「だから、もし連絡あるときは」
チ「うんうんうん」
私「テレパシーおくってよ」
チ「え、なんやそれ」
私「例えば、部活が伸びたとき
ちょっと帰り遅くなるけど、心配しないでね〜って念じておくって欲しいねんけど」
チ「・・・わかったわ、ケータイは高校生なってからやろ」


果たして
テレパシーの効果があるか
この夏、実験


結果は乞う新学期にてご報告