中学生とアリス

わたしは学校が好きだ


どれくらい好きか問われれば
答えよう


たとえば
チビリンコが
「アァ今日学校いきたないなァ」
とぼそっっと言ったとする


ほしたら
「かわりにいってきてあげるッ」
そう言って
彼女の制服着用し学校へいくだろう


彼女がだんこ
「イヤダッ」
「そんなんされるくらいなら学校いくわ」というので
実行には至ってない


しかしもしも許しがでたならば
むねときめかし
チュー学校の門をくぐるだろう
それぐらい学校が好きだ
好きだ好きだ大好きだ


そして憧れの中学生日記生活をおくるのだ


出席をとられ
「ハイ」と答える


この問題わかる人?
聞かれても答えられるように
わたしは中高生のとき
中元塾で使っていた
先生がまとめたプリント
ファイルしていまでももっている
ときどき
あの公式はどうだったか
チェックもしてる
中高生の頭脳に保っているのだ


さらには
自らの体型をスリムに保つ


中高生の体型へ似せるにあたり
気をつける点は背中である
背中から首にかけての部位に
肉がついてはすぐにばれるであろう


だからここは
毎日集中的にトレーニングしてるとこだ


なにごとも中学生の制服きこなすために


あとはマスクして
花粉症メガネでもかけたら
ほぼばれないという計画だ


「ゼッタイあかんやろ」
「チビリンちゃん〜きょうなんかオバサン?ってみんな言うにきまってる」
彼女はそういうが


わたしはそんなんばれないと思う
いや、ゼッタイばれへん


いける


こういう自信も大切な要素だ


こないだは
モットチビリンコが
ディズニーランドで着るために
不思議の国のアリスの衣装
お年玉はたいて購入していた


アリスになってポーズをとる彼女をみていると
わたしも着たくなった


「ちょっとかして」
とたんでみるものの
「ゼッタイいや!伸びるからゼッタイやだ!」
との抵抗を受け一旦諦めた様子をしめしたあと
わたしはこっそり着たのだった


きれました


ますます体型を中学生とアリスにしぼり
これからも日々のトレーニングを怠らぬ
と心におもいました




まる