画の旅人


西川克己さんの絵です↑タイトルは「Arbre」(どういう意味かなぁ?)
すてきだ


22日迄
阪急うめだ7階美術画廊にて開催中の個展


絵をみていたら
画廊にいた人が
いろいろ説明してくれた


「アクリル絵具と油絵具でかいてるんですよ」
とか
「西川さんはクリムト藤田嗣治が好きなんだそうです」
とか
くわしく教えてくれるのだった


この人は誰だろうと思い
名札をみた
わたしは名札がだいすきだ


名札をしてないと
がっかりする


ぜひ
店員さんも先生も我を担当してくれる全ての人に
名札をしていただきたい


名前を知るのがすきなのだ


そのひとは
「オリモ」さんという名前だった


我「珍しいなまえですね」
オリモさん(以下オ)「この苗字は前橋にたくさんいるらしいですよ」
我「へぇ」
我「先祖はなにをしてた人たちなんだろうね」
我「・・・あ、オリモノ?織物か?」
オ「そうですね、昔は織裳って漢字を書いたらしいです」
我「前橋って群馬?富岡製糸場
オ「むかしから前橋は織物が盛んだったから富岡製糸場ができたんですよ」
我「ホントに?」


なんでも
群馬はすごい土地らしい


わたしにとって群馬は
めだたぬ土地って印象なんだが
(群馬の方すみませんネ〜)
(関西人には群馬、栃木、埼玉そして茨城は未知の土地、アレ、わたしだけ?)


オリモさんの話では
なんでも
百済だったか新羅だったか
ぼんやり聞いていたからわからないが
そこから
群馬へたくさんやってきたそうだ


高松塚古墳の3人女子が描かれてる壁画の
彼女たちが着てるスカートは
その群馬へやってきた人たちが伝道した技術をもって
織られたんだって


その織った人たちが織裳(オリモ)とよばれていて
ずっと群馬にいるらしいのだ


話をもどすと
絵を説明してくれたオリベさんの先祖だそうだ


それにしても
群馬がある場所って便利な位置とはどうしても
思えないんだけど
(ゴメンだす、群馬県民のみなさん)
(無知のわたしを許しておくれ)
オリベさんの説明によると


群馬は要所らしい
東山道のカナメなんだという


へぇ、オリベさんはものしりだ


「学者なんですか?」
と聞くと


「画商です」
オリベさんは答えた


なんでも
画商というものは
画家が描いた作品を
このような画廊で展示するコーディネーターの仕事だそうだ


ギャラリーをもってそこで展示をしていると
その場所に限られるが
いろんなギャラリーや画廊を全国まわり
個展や展示を企画する仕事らしい
だから
日本国中
いろんな場所でいろんな出会いを経験できるんだと
言っていた


すてきな仕事だ
画の旅人みたい
とおもいました








そうだ、追伸
わたしが描いた絵「夜のツリー」↓

この木にとまってるインコのツガイ
西川さんの絵の木にとまってるハトににてるよね?
てんでわたしの絵はつたなく未熟だが
通ずる気持ちは一緒だよね?


わたしは思わずにてる・・・!
とうれしくなったのだった


アレ、そう見えるのわたしだけ?