マコちゃん

従姉のマコちゃん


わたしは彼女と関わると
けっこう影響を受ける


以前、マコちゃんが
看護学校を見学に行くというので
一緒についてった


学校の入口にナイチンゲールの像があった

像をみてたら触りたくなった


ナイチンゲールの胸にタッチし
マコちゃんの胸にもタッチしたら


「なにしよん」
言われた


まぁ当然であろう



しかしナイチンゲールの胸にタッチしてからというもの
なぜか私がナイチンゲールのとりこになった


ナイチンゲールの本
読みまくった


現在も
彼女の書いた本「看護覚書」は
我のバイブルの一冊


いろんな人へ
推奨図書
としておすすめするが
反応はいまひとつ


何故だ


まぁよい、とにかく
マコちゃんの影響で
わたしはナイチンゲールが大好きになったのだった




学校訪問の
それ以来だから6〜7年ぶりか
久しぶりに
マコちゃんと出かける


なんでも現在マコちゃん
竹内涼真のファンだという
熱烈に応援してるそうだ


毎日のように
今日の涼真ってタイトルで
メールがくる


わたしは
彼女の気を引くために


涼真情報、彼女に提供してる



「涼真ってなー相模原出身かも〜」
言われれば
「わたし相模原の下九沢に住んでたことあるで」



「涼真ってなー、サッカーうまいんねんな〜」
と言われれば
「うちの近くのサッカー場にサワホマレさん練習にきてた」


「涼真な〜、551の豚まん、好きなんやってー」
と言われれば
「わたし、551の社長と握手したことあんで」



「涼真がなードラマで山崎ケントと共演して〜」
などと言われれば
「わたし、その人の通ってた板橋高校の前の千川小学校卒やで」



どのようなささいな情報をもキャッチしたら
投げ返すという誠実さ



それにしても
マコちゃんは
わたしの投げ返したボールをすべてスルーだ


どれひとつ反応してこない


まぁ
そんなとこが
我々の関係が最強たる所以だです