スーパーLIFE

ゴロコは純粋の雑種です
スピッツが混じっていて
首の毛がフワフワ
ｼｯﾎﾟはもわもわ
全体的茶色で鼻が黒
近所には犬がたくさんいました
前の家にはトム（かなり高齢
いつもﾋﾓもつけず
家の前の路地にねころんで
ひなたぼっこ：雑種、茶）
隣はトミ（毎朝一緒に
高校いってた
ｲｸﾐちゃんちの犬：好きなカレの
名前ﾏｻﾄのト
ｲｸﾐのミの字で
トミってつけたの、ふうん：雑種、白
かなりの食いしん坊
いつもゴロコのとこにきて
ゴロコのえさを食べていた）
裏の家にはﾗｯｼｰとﾗｯｺ
（ﾗｯｼｰ：血統書つきのコリー
ﾗｯｺ：迷い犬でﾗｯｼｰと
仲良くなったから飼われる
これまたメスだから
ﾗｯｺと命名されていた、雑種、白と茶）
みんなうちのゴロコに夢中です
散歩をしている犬たちも
わざわざ立ち寄り金網から
彼女をひとめ見ようと
きゃんきゃん
散歩してると子供たちが
「おばちゃん！（母のこと）これ、きつね？」
「おばちゃん（母のこと）とこの犬、顔似てるな！」
と声をかけます
人気者です
綱を右手でもち
左手はうんこ袋です
ゴロコがうんこしたら
袋にいれてもって帰ります
ある日母と私は
うんこ袋をわすれて散歩にでました
ゴロコがうんこしました
母と私はゴロコをおもっきりひっぱって
走ってにげました
うんこに向かって母がさけびました
「ごめんねぇぇぇごめんねぇぇぇ」