マスミ叔母

町の中で
ひんぱんに
尊敬を感じる
以前
尊敬とは
聖徳太子ってすごいよな
憲法17条だし
遣隋使とか冠位12階とか
立派だよ、ほんと
って感じだった
法隆寺いってみたら聖徳太子が歩いて見てた」
中学の修学旅行で法隆寺を詠んだ私の句
「どこに聖徳太子がいたかね」
現国のエンドー先生寸評したが
あの日あの時彼と一緒
法隆寺を歩いて見たと感じたです
話それました
要するに尊敬とは遠く果てしないと思ってたあの日
だけど
今は近くそれを感じる
子供を連れている女性をみたとき
ベビーカー押し更に2人小さい子供連れている
自転車の前と後ろ背中に子供乗せている
そんなひとをみると
胸がどきどきする
どおやって育てているのだろう
泣いたり暴れたりもするだろう
いつも元気でいてくれるとも限らない
更に専業主婦ならば
誰に助けられることなく
四六時中
ひとりで
3人4人の子供を世話する
想像すると心が震える
きっと
耐えられなくなったり
こまりはてたり
暴力ふるってしまったり
こわれそうになったり
疲れ果てたり
こわくなったり
するだろう
ところで
私の母は3姉妹の真ん中
長女:慶子(弁慶の慶)
次女:トモエ(巴御前
三女:(義経つながりでシズカ!の期待を裏切り)マスミ(しかし
三姉妹これらの名前がすき)
このマスミ叔母はナナナント!
5姉妹を育てた
その生活を考えるとき
もはや想像は絶する
そんなわけで
町を歩けば
法隆寺を歩かなくとも
たくさんの尊敬と遭遇する
I meet with a lot of respect among towns