チャリ加古川

めっちゃ暑い


サイフにいれてた自転車の虫ゴム
溶けて5円玉にひっついた


私は虫ゴム常備する


職場が加古川だった時
駅からチャリで通ってた


チャリは当時
駅の無料駐輪場に置いていた


無料であるから
そこは
気が抜けない緊張の場であった



駐輪場に来て
無事な姿のチャリと再び出会えた時は
ホット胸をなでおろすが


空気が抜かれてたり
虫ゴムが取られてたり
パンクされてたり
一番ひどいの盗まれてたりすると


心拍数は一気に上昇である


ま、盗まれちゃったらどうしようもないが


虫ゴムや空気入れなら日常茶飯事だ


そんなわけで
虫ゴムはサイフの中に数個ストック
空気入れはカバンの中に忍ばせてた


その名残から
しかし今はさすがに空気入れは持ち歩かぬが
虫ゴムは気がついたらサイフの中にいれておく
いつどこで空気ぬけても即対応




ところで駅の駐輪場は無法地帯であったが
職場の駐輪場については
こちらは夢の島であった


そこには
放置された自転車がいつも数台
くもの巣はって置かれてた


それらは減ることはなく
時折新しいものが仲間入りする


その中には
このスタンド、イイネー
とか
この鈴、いい音するジャン
とか
時々交換するのだった


予備の虫ゴムも拝借するのだった


そんな加古川
自転車ライフ
緊張と夢のあと