インコ

今週は予定がつまってる
やることが次から次にやってくる


それでも気がそぞろなのは
なんだか切ない気分が抜けないからだ


寒くなってきたからかなぁ


火曜日に小学校へ
絵本の読み聞かせに行った


読んだ絵本のタイトルは「インコ」


子ども達は
「ウンコ〜?」
「ウンコ!」「ウンコ!」「ウーンコッ!」
と予想通りの反響である


「ウンコでなくインコです
これは私が小学3年んときの出来事をかいてみました


私が通ってた小学校の近くに
太陽の塔がたってました


こんな感じです」







黒板に太陽の塔を描いた


「めっちゃでかいです
どれくらいでかいかというと
君らの担任のツダ先生がこれくらいです」







「でけぇ〜」


「そうです
めっちゃでかいです」


などといいながら
「インコ」を読み始めた


ストーリーは太陽の塔とは全く関係ない


友達のふみちゃんちにインコ見せてもらいに
行った時の話しだ


小学3年の他の記憶はほとんどないが
このときの出来事はあまりに衝撃的だったので
鮮明に覚えている




読んでる途中で


「あ!太陽の塔や!」
フウガくんが
うしろのほうの席から指差した


めっちゃ小さい太陽の塔
本の中に描いてたら
フウガくんが見つけた


かまきり大事にしてるフウガくん
みつけてくれてアリガトウ


かまきりと太陽の塔って
ちょっと似てるよね