クレオパトラな女たちvol 7.6

もう6月だ
チビリンコは林間学校から帰ってきた


体育館前で行われた解散式
一足先に帰り日常業務に戻ったはずの担任ウズケン先生は
出発式と同様キャンプの服装だった


「みんなと気持ちを同じくするため」
ウズケン先生はは言った
「くさいけどキャンプの格好をまだ着替えてません」
先生のジャンパーにはキャンプファイヤーのすすが付いてた


よい先生




ところで
クレオパトラな女たち
ラストツーとラストの狭間で揺れとります


第7話での峯太郎とお父さんの場面は
私には
北の国から'87初恋」の
純と五郎に匹敵する


お父さんが峯太郎に手渡した缶コーヒーは
もはや私にとって
純が古尾谷雅人さんから渡された泥のついた1万円札だ


今までテレビドラマって
脚本家の人や
出演してる俳優さんで見ていたが
つくってる人で見ようと思うようになった
ものづくり


セットの色使いの美しさは誰がつくってるんだろう
こころにしみる音楽はいつつくられるんだろう
演出やプロデューサーってどんな役割なんだろう
製作協力と製作著作って位置づけはなんだろう
ものづくり


そして
テレビドラマに限らず
ものづくりにあたって
ひとりひとりのきもちがひとつになるその源ってなんだろう


それは
なにか偶然のきっかけなのか
だれかがあたえる影響なのか


ビバ!ものづくり


そんなものづくりの渦に私も巻き込まれたい