あんパン



やってきました運動会
待ってましたの運動会


もうすぐ運動会だ
子ども達は連日の練習


毎日1リットルの麦茶を持参
めっちゃ重いぞぐいぐい飲むぞ


そしてそして私も
今年も参加いたすでござるPTA競技
私にとって運動会とは
見るものではなく参加するものだ


ゆえに参加できぬオリンピックについては
その興奮度合いが全くわからない




子どもの運動会については
彼らの成長を見るのはうれしいものだ
それに加えて私も参加できるでその興奮度は高い


それゆえ毎年立候補し参加するPTA競技
しかし
これについて本音を語らせてもらえば
どうしていまひとつお楽しみ感の強いものが多いのだろうか


私としては真剣にやりたい
そして競技するからにはそれを赤白の得点に結びつけてもらいたい
そうでなければ
見ている者達は手に汗握り声援を送らないであろう


保護者のリレーとか
保護者の綱引きとか


力の限り勝負するものを設定してほしいのに
毎年いつも
仮装レースとか
借り物レースとか
全力疾走渾身力込というイメージから程遠い競技が設定されている




そして今年のそれは一体なにであろうかと
保護者懇談会にて説明を聞いていたならば


「今年はパンパン競争です」
PTA執行役員のお母さんが言った


・・・え?パンパン競争?


役員の方の説明によると
パン食い競争と
風船をオケツでパン!と割ってその速さを競う競技なので
略してパンパン競争です!
とのことだった


もちろん名称や内容がどうであれ
私としては参加命であるからし
いち早く挙手をし参加権のゲットである


それにしても私が中学生の時は
パンパンとは不良女子みたいなそういう単語であったので
はたしてPTA競技の名称として大丈夫なのかと心配していたが


会議では誰もそのネーミングについてふれないから
これはきっと世代が違うのか


私は晩婚で高齢出産でありましたからし
PTAのおかあさん方と年は離れている
20才近く年齢差があることもよくあることで
そうなればもはや過ごしてきた青春時代は
それぞれ全く違うであろう


そんなわけでパンパン競争
「なにか質問ありませんか?」の問いに


はい!パン食い競争のパンはなにパンですか?
と質問したかったが
内気なのでとうとう聞けませんでした


希望はあんパンです
こしあんでおねがいします