中学2年男子第二弾

さて
昨日のつづき
中学男子2年生第二弾


サッカーのユニフォームきて
やってきたダイくんは


0歳から知ってる馴染み中の馴染みの男子だ
ダイエーにそのむかし
赤ちゃんコーナーがあったのだ


ベビー用品が売られていた頃のダイエー
今ではそのようなすてきなスペースは
ない


かわりに介護用品とペットのスペースがふえている
さびしい



その赤ちゃんコーナーは
まわりに座るところで囲われて
中で赤ん坊が自由にはいはいできる場所であった


そこでダイくんとチビリンコははじめて知り合い
バブーなどと言い合い
ダイくんは幼稚園へ
チビリンコは保育所
別々だったのもの
小学校入学式で再会
いまは同じ中学校へ通ってる


ダイくんはかっこいいのだ


おもけにめっちゃかしこいらしい


チビリンコとは塾も一緒で
塾ではクラスも一緒なのだそうだ


それで斜め後ろにすわってる彼を
ときどき見るのだが
いつも
いつも
ぼんやり空中をながめている彼


しかし
成績はトップクラスだという


不思議だ


チビリンコが不思議だったので
どうやって勉強してるのか聞いたことがあるそうだ


そしたら
一度きいたら覚える〜
と答えたらしい


無敵だ
かれは


そんなダイくんに
「夏休みの自由研究やった?」
きいてみた


ダ「まだです」
私「なににするん?」
ダ「きめてません」
私「インターネットとかみてきめるんか?」
ダ「発想するので、それでやります」
私「発想っておもいつくの?」
ダ「はい、なんとなく、おもいつきます」


ダイくんおそるべし
天からかれのもとへ
ひょうげんしてくれと
きっとなにかがいろいろと
やってくるのであろう


と、ぼんやりダイくんを見送っていると
むこうから次はリョーくんがやってきた

では第三弾へツヅク