絵画教室

モットチビリンコは小学4年だ


塾や習い事などなにもしてない


学校がんばってるんやで〜
帰ってきたら
のんびりさせてよ〜
てなかんじで
放課後は
遊び行ったり
家でまったりしたりしてる


そんな彼女が
ナント
絵を習いたいと言い出した


それで
わたしは
近くで絵を教えてくれるとこ
探したのだった


そしたら
近くになんだか
すばらしい先生がいることが
わかった


連絡し
さっそく我々は
絵画教室の見学へ
いってきたのだった


先生は83歳の女性画伯


すばらしいオーラだ


わたしはそのまぶしさに圧倒された


モットチビリンコの体験教室なのだが
「おかあさんも、よかったら一緒に」
といわれ、一緒に体験した


なんだか
アァ
美術の大学の講義って
こんなかんじなのカモ・・・・!
ってくらい
わたしは興奮しその場を満喫した


オォ!教わるって学ぶって









それから
モットチビリインコだけでなく
わたしへも
先生はいくつか質問しました


画伯「あなた、学校は何学部?」
ワタシ「え?えーと、社会学部・・・」
画伯「卒論のテーマはなんだったの?」
ワタシ「・・・えーと、フィリピンへのNGo団体の開発援助・・・だっけ?」
画伯「大学では外国語はなにをとっていたの?」
ワタシ「フランスご・・・」


そうとこたえると
画伯はフランス語で質問してきました


アレ
この場面はどこかで見たことがあるぞ・・・
と思い起こせば


30年前の就職活動の面接でした


フランス語が得意ですと
ちょっと嘘ついたら
フランス人が部屋にはいってきて
会話してくださいといわれ
アタフタなり
もちろん面接に落っこちたかなしい思い出

そんなかんじで
30年ぶりになんだか斬新な質問をうけました


今後どうなるか
楽しみだ


乞うご期待ワタシ